装いから粧いまで
コスメティックテラピー(化粧療法)とは、
「老いを美しく生きる」「美しく老いて生きる」ことからうまれました。
そして、今では老人のみならず、末期患者への緩和ケアや予防医学として、心理的効果を幅広く活用する事が重要な時代になってきました。
顔に触れる化粧は、その行為を通じて、心身の安定・リラックス・積極性の向上・適度な緊張感をもたらすと考えられています。コスメティックテラピー(化粧療法)はこうした心理的効果に着目し、自己の内発的な社会性や自信回復、社会的積極性を促すことを目的としています。
人の顔は全ての表れです。化粧することを自己表現としてとらえ、社会のなかで生きていく意欲をいつまでも失わずに持ちつづけることが、生き生き暮らすことにつながっていくのではないでしょうか。
URU Beauty Programでは、『装いから粧いまで』をコンセプトにコスメティックテラピー(化粧療法)の活動を行っています。
化粧の歴史 - コスメティックセラピー(化粧療法)への系譜
○古代エジプト
初代エジプト王朝前期から、化粧は行われていたといわれている。現在の化粧方法(アイシャドウ、口紅、ファンデーション、香油等)は、すでにこの頃から見られる。
○古代ギリシャ
紀元前4世紀には広く習慣化して、化粧料が使用されていた。しかし、この時代の化粧料には鉛白や辰砂(水銀と硫黄の化合物)が用いられており、健康を害し若死にする結果も招いた。
○イタリア・ルネッサンス時代
1508年、サンタ・マリア・ノベラの修道院の修道僧たちにより、ヨーロッパで最も有名な香水製造所が開設。
○日本
○平安時代
おしろいを使用した化粧法が、東ローマから中国経由で入る。眉は本来の眉を抜き、別の眉をおく黛が施された。
○江戸時代
元禄期に鮮やかな赤の口紅を使用。
○明治時代
近代風メイクの流行。
現代/化粧による身体的美の追求
心理的効果へ
コスメティックセラピー
お化粧の効能
◆心理的効果
- 気分が覚醒状態
- 満足度が上昇
- 自信回復
- 不安が低減
- 態度が緊張
- 対人的積極性、など
◆身体的効果
- マッサージによる
リラックス効果 - 免疫力を高める、など
コスメティックセラピー(化粧療法)について詳しくは、矢野実千代著「高齢者のコスメティックセラピー」(一橋出版)をご覧下さい。
ここでは、「高齢者のコスメティックセラピー」より一部抜粋して、実際の現場風景を基に、コスメティックセラピー(化粧療法)の一部を紹介していきます。
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