美容クリームの成分に入っていたトレハロースってどんな成分?

30代美容クリーム成分

保湿力の高いスキンケア用品に配合されている成分にトレハロースがあります。

トレハロースとは、オリゴ糖の一種で、炭水化物に分類される糖の一種で、食べ物にも多く含まれています。

トレハロースが注目されるようになったのは、氷点下以下の低温環境や砂漠のような乾燥した環境の中でも、生命活動を維持しているイワヒバという植物やクマムシ、ネムリユルリカなどの細胞内に多く含まれ、過酷な環境から生物を水の代役をしているのが、トレハロースだと判明したからでした。

分かりやすい例で言うと、干しシイタケを水に戻すと、元の姿に戻るのはトレハロースの保水力のおかげです。

その力を応用して、食品、薬品、スキンケア用品に使用されるようになりました。

スキンケア用品に使われているトレハロースの働きは、肌表面に膜を張るようにして、肌の水分蒸発を防ぐ役割と角質内の水分を補うという2つの働きがあります。だから、表面の内面の両方から同時に保湿をしてくれます。

トレハロースは水を引き込む力に優れている水和特性があります。だから少量の水分でも抱え込み、肌を潤すことができます。

またトレハロースは肌のキメを整える効果もあります。

 

30代の肌悩みにトレハロース入りの美容クリームはおすすめ

乾燥による毛穴の開きや、紫外線を浴びてガサガサしてしまった肌など、30代女性がよく持つ肌悩みを解消するのにも最適です。

こんなにも保湿力に特化しているのに、ヒアルロン酸やコラーゲンに比べて知名度が劣っている理由は、単純に抽出にコストがかかったためです。

しかし今では抽出技術が確立して、低コストでも可能となったので、配合されているスキンケア用品が増えてきました。

トレハロースは保湿持続力と肌を保護する力に優れていますので、美容クリームの保湿力を高めてくれます。

しかも皮脂の酸化を抑制する力がありますので、皮脂が分泌しやすい30代のお肌にぴったりです。

肌が潤っていると、バリア機能が正常に働きますので、シミヤシワができにくくなります。

30代の肌は、加齢によって代謝に時間がかかり、紫外線などの修復能力は20代よりも劣っています。

しかし、それを分かった上で、保湿能力に長けたスキンケア用品をプラスすれば、老化を抑えることは可能です。美容クリームと言うと、エイジングケアのイメージが強くて、こってりとしたリッチなテクスチャーを想像しがちですが、トレハロースやセラミドなどの保湿に特化した美容クリームならば、ジェルのようなみずみずしいタイプもたくさん出ています。

肌質が変わって焦ると、つい保湿のために化粧水や美容液、パックにばかりに力が入り、最後のツメを適当にしてしまう人が少なからずいます。

単なるフタだと軽んじないで、保湿持続力に特化した美容クリームを使ったら、ハリツヤのある肌を取り戻せるかもしれませんよ。

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